レオナルド・ダヴィンチ

ダヴィンチが好きだ。しかし彼の能力は、人間の領域を逸脱しているようにさえ思える。

天才ダヴィンチは、敬虔な宗教者であったか?宗教画の傑作も多く残した彼は、当時罪に問われる解剖も行い、武器の設計も行っている。ルネサンスは人間復活の時代とも言われるのだが、何の疑念も無く信じていたこと、或いはそう従ってきたことに対して、「問い直し」が盛んに行われた時代とも言えるだろうか。それが新たな発見につながっていった。当事者達は、恐れ慄き葛藤しながらも、自分の好奇心に突き動かされていったのではないだろうか?

ダヴィンチの、一人の人間という立場から、公平にあまねく見渡そうとする「眼差し」は、「絶対」をも追求せずにはおかなかった。そんな「リアリスト」である、彼が好きだ。
[PR]

by isaotoshimori | 2010-09-07 15:46 | アート